便利なWi-Fiと光回線は何が違うのか

インターネットが当たり前になり、さまざまな方法で接続されるようになりました。それぞれに特徴があり、利便性にも違いがありますが、当たり前のように使えるようになると、その違いにあまり気が付かなくなってしまうことも出てきます。必要不可欠である割には、意識もしなくなってきているのは、浸透してきている証拠ともいえるでしょう。

Wi-Fiと光回線は、非常に便利な接続方法です。実際には大きく異なるものであり、まったく別の存在ですが、混同されてしまうこともよくあります。利便性の高い方法であることは間違いありませんが、それだけに使い方を含めて考えていかなければいけないでしょう。特に回線速度を有効に活用するためには、違いははっきりと認識する必要があります。特にこれから回線工事をするというのであれば、より便利に活用していくためにも違いを認識していく必要があるでしょう。

無線LANの規格のひとつとして

wifiWi-Fiとは何かといえば、無線LANのひとつの規格ということがいえます。無線の形式にした通信規格のひとつで、機器を相互接続ができる技術というのがWi-Fiの定義です。Wi-Fi以前は、お互いを接続するために認証させていくプロセスが必要でした。お互い違う規格の中でつなげていくことになっていたからです。これを相互接続ができる技術としてWi-Fiを使うことで、簡単に短時間に複数の機器を接続することができるようになります。

もうひとつの定義として存在しているのが、光回線の変換という部分です。すでにどちらの定義が正しいのかといった議論もされなくなってきていますが、光回線を無線に変換したものをWi-Fiと呼ぶこともあります。光回線を引いただけでは利用ができないため、変換して使えるようにしたものの中で、無線環境の中にあるものを呼ぶというのがひとつの定義です。

相互接続ができる技術であるため、多くの機器を接続して、共用することを可能としています。データの教養が可能となってくるため、写真や動画といったものも、複数の機器で共有ができます。利便性ということを考えれば、機器の機能を最大限利用できるようになり、かなり拡大していくことになるでしょう。こうした利便性が特徴になってきているからこそ、浸透もしてきたといえます。

おおもとになってくる大容量で高速な光回線

光回線とは何かといえば、単純に通信環境のおおもとに駆る回線と考えることができるでしょう。Wi-Fiも元になる回線がなければ使うことができません。その通信回線としておおもとになってくるのが光回線といえます。光回線もこうした回線のうちのひとつであり、今では当たり前のように使われるようになりました。光ファイバーを使った技術であり、品質が高く、高速度の回線にすることが可能です。技術の進化とともに、回線速度は増大し、ほとんどストレスを感じない環境を作ることができるでしょう。これまでのように、経路によって干渉することが少なくなったことも重要です。

光回線を利用していくためには、最終端末装置が必要になってきます。ONUと呼ばれますが、ここで信号を変換しなければ使っていくことができません。宅内環境としてONUからLANケーブルを使い、さまざまな端末と接続していくことになります。ルーターを使っていくこともありますが、Wi-Fiを使っていくためにはWi-Fiのルーターがなければいけません。

ONUからそのまま有線で接続することも可能で、非常に高い品質を発揮させることが可能です。大容量の通信にも耐えられるところが重要であり、高速な回線の性能を発揮させるのであれば、有線のほうが適切といえるでしょう。無線LANのように上限は低くはないからです。もちろん、機器やケーブルも速度に対応していなければいけませんが、高い性能を持っているのは間違いありません。

利用方法の段階からまったく別の存在

Wi-Fiと光回線はまったく別の存在です。基礎的な考え方の部分からまったく別のものといえるでしょう。Wi-Fiを使っていくためには、モバイルWi-Fiルーターを使ったりすることもできます。しかし、これは携帯電話の通信回線を利用しているだけで、速度はそこまで高くありません。光回線を親機と接続することによって、複数台の接続をしても、速度の劣化をある程度防ぐこともできるようになります。ルーターの性能にもよりますが、親機の回線が太いためにできることです。

光回線は、ONUを通しても、ルーターが存在しないため、無線環境では使うことができません。無線で使うのであれば、Wi-Fiルーターが親機となって存在しなければいけないとこ露が重要でしょう。接続するディバイスの違いをあげられる場合もありますが、子機となる機器側にWi-Fiの規格を持っていることが必須です。有線接続で考えた場合には、LANポートを持っていることが必要になります。お互い子機として利用するためには、それぞれの環境がなければいけないということです。現在は省スペース化を進めるため、LANポートを持たないパソコンやタブレットも多くなっているのは間違いありません。

通信速度に関しても、この二つは全く異なります。光回線を優先で接続したほうが、圧倒的な速度を発揮できるでしょう。Wi-Fiは混線する可能性もあることから、使い方を間違うと、かなりの品質低下を招くことがあるため、ルーターの電波の強度といったことも優先して考えておかなければいけません。安定ということでも光回線のほうが圧倒的に違いがありますが、単純な利便性はケーブルを持たないWi-Fiのほうが上です。

まとめ

回線はその種類によって特性が違います。Wi-Fiと光回線は、そもそも規格が異なる存在で、並列して考えていくことができません。テザリングやモバイルWi-Fiルーターの普及によって、一般的な仕様として並列にされることがありますが、そもそも違うものであり、環境として別の視点から考えていかなければいけない性格のものです。

実際に金額的に違いもあります。モバイルWi-Fiルーターなどと比較してみると、どちらがいいのかといったことにもなってくるでしょう。これは利用の仕方によっても違いが出てくるのですから、普段からどういった使用を目的としているのか、考えておく必要があるのです。